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国武憲慈悲コラム シゴト道

組織における人と人との相性の重要さ
(2008.6.16) 国武憲慈

ホンダには技術畑の本田宗一郎氏と営業・財務でホンダを支えた藤澤氏の関係があった。そして技術のホンダと言われるようになった。独自性をもつ商品開発に没頭した井深氏とその発展を目指し技術出身ながら営業の第一線で働いた盛田氏との関係もしかりである。

そこには、お互いの個性を知り、お互いの長所を知り、それぞれ役割の違う二人が支えあう関係にあった。

そこには共に夢に向かうという想いがあったと思うが、互いの個性を知り、相性もよくなければ続かなかったのではないのかと思う。

『入門』チームビルディングという書籍に以下のような文がある。
『思いつく限り多様なチーム編成を試した結果、“スキル”よりも個人の性格・個性のほうがチームの力に大きく影響することがわかってきた。』

個々のスキルも大事ではあるが、それ以上に、相性が大切だということである。また、その相性が合えばより以上の力が発揮されるということである。

例のごとく、お金があるチームがスキルと金額の高い選手を獲得してチームを作るが、そのチームが必ず勝つということは無いのである。またその選手が必ず期待通りの成績を収めるということもまた無いのである。

求人の依頼が企業からある。その際、企業が求める人材の条件として、スキルの高低や経験の有無について提示されることがある。

「いい人がいいね〜」「元気がある人がいい」とか「コミュニケーション力がある人」など言われることはある。しかし、求める人材で、性格や個性について具体的に求められることはほとんど無い。

企業が継続、発展していく上では人と人との相性が重要なポイントである。それを突き詰めると、個人を知る、個人の性格や個性を深く掘り下げることが重要になる。

その第一歩はまず自分自身。そう経営者が自分を知る、理解することから始まる。

『入門』チームビルディングに日本社会の独自性が持つ強さの原点は、『平凡な人間が力を合わせて非凡な力に変える』という聖徳太子以来の思想である。という言葉がある。

日本人には本来、お互いが協力し合い、1+1が2以上になる最強の組織作りの資質がある。

企業とそこで働く人材の相性の問題、企業の生産性を高めるうえで、その影響は大きい。これからの最強の組織作りには、性格や個性の部分に対する掘り下げが非常に重要な役割を果たすことは間違いない。

企業は、原点である人間と人間との関わりにもっと注目し、最強の組織を作っていただきたい。

[入門]チーム・ビルディング 1+1が2以上になる最強組織の作り方
価格:840円


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